お疲れ様です。はたらくけーすけです。
早速ですが、お給料が振り込まれたら「給料明細」って確認してますか?
ゆずぴ
確かに「控除」やら「差引支給額」とか言葉が難しいですよね。
ですが、「給料明細」は振り込まれたお給料の内訳が記載された大切な書類です!
しっかりと確認するようにしましょう。
ゆずぴ
会社と言っても、担当者も人間です。
振り込まれる金額が間違ってることもありますので、しっかり確認しましょう!
支給とは?
「支給」の項目には基本給や残業代、住宅手当などの会社によって様々な手当があり、収入の全ての項目・金額が書かれています。
ゆずぴ
控除とは?
「控除」の項目には、上記で説明した「支給額」を元に計算された「社会保険料」や「税金」の内容が記載されています。
「社会保険料」や「税金」は「支給額」を元に控除金額を計算しており、「支給額」が大きければ、「社会保険料」や「税金」も大きくなり、控除される金額も増える事になります。
- 所得税 所得の合計金額にかかる税金のことで国に納めます
- 住民税 所得の合計金額にかかる税金で地方公共団体に納めます
- 社会保険料 健康保険料、厚生年金保険料、40歳以上の場合は介護保険料、雇用保険料など
ゆずぴ
分かりにくいのが社会保険料ですよね。
金額が大きいけど「なんなの?」と思う方も多いのでは?
簡単に解説します!
健康保険料
健康保険は通院、入院した時に医療費を7~8割を負担してくれる制度になります。
そのため健康保険料を払えば自分で払うのは2割~3割ですみますよね。
他にも扶養制度や・出産手当・病気やケガで働けなくなった場合に一定期間、給与の2/3程度が支給される傷病手当などが含まれます。
厚生年金保険料
厚生年金保険料を払っていれば年をとって働けなくなった時、家の働き手が亡くなってしまった時、病気やケガで重度の障害が残ってしまった時にお金が受け取れるようになります。
介護保険料
介護保険は介護費用の一部を負担してくれる制度です。
40歳以上から加入が必須となり、自動的に控除されるようになります。
雇用保険料
雇用保険は失業したり、育児休業中に給付金を受け取る事が出来る制度になります。
ただし給金の受け取りには、加入期間やその他条件がありますので、注意が必要です。
ゆずぴ
立替経費が合わせて振り込まれることもある
本来会社が払うべき交通費や事務用品費などを、従業員が代わりに支払った場合、給料と一緒に振り込まれます。
※会社によっては、給料とは別で精算されることもありますので、会社で確認してみてください。
代わりに支払ったものあれば、その分がそのまま会社から振り込まれる金額になります。
振込支給額・差引支給額とは?
ゆずぴ
「差引支給額」は「支給」から「控除」を差し引き、「立替経費」の金額を足したものです。
式で表すとこんな感じです。
支給-控除+立替経費=差引支給額
「差引支給額」はいわゆる「手取り」の事で「額面」から色々引かれた金額です。
この金額が給料日に銀行口座に振り込まれますので、「給料明細の記載に間違いはないか?」
「差引支給額が銀行に振り込まれているか?」をぜひ給料日に確認してください!
まとめ
・いわゆる「月収」「額面」とは、給料明細の「支給額」
・求人サイトに記載されている金額もこの「支給額」です!
・「支給額」から税金や社会保険料が「控除」される
・「差引支給額」=「手取り」
「額面」を見ると、「こんなに貰っているんだから、ちょっとぐらい使ってもいいかなー。」なんて思ってしまいますが、「控除」される金額は意外と大きいものです。
約20%~30%が「額面」より差し引かれますので、手取りは残りの70%~80%になる事をちゃんと頭に入れておきましょう。
将来のお金のプランは必ず「手取り」で立てるようにして下さいね。
ゆずぴ