経理知識は資産だ！！ 
「簿記」ってなんて読むの？
「ぼき」だよ！
人気の資格ランキングでよく見るんだけど、どんな資格なんだろう。
解説していこう！
- 簿記ってなに？
- 内容が気になる！
- どうせ難しいんでしょ？
という方に向けて解説します！
そもそも「簿記」という名前
日常で「簿記」なんて言葉使わないんだけど、なんなんだろう。
特に「簿」なんて使わないよ！
たしかに・・・。
実は「簿記」は帳簿記入の略です！
略し方が独特すぎるよ！
つまり、帳簿に記入するルールを勉強します。
「帳簿」ってなんのこと？
「帳簿」は会社の家計簿のことです！
たしかに家計簿には「簿」が付いてる！
家計簿にはこんな役割があります！
- 1年間でいくら稼いだか？
- 何にお金を使ったか？
- いくらお金が貯まったか？
これらのお金の流れを確認できるようにしてくれます。
つまり、簿記を勉強する＝会社のお金の流れを管理するルールを知るということになります！
なぜ簿記は必要？
なんで「簿記」が必要なの？
家計簿は家族しか見ませんが、会社の家計簿は社外の人に見てもらうことになります。
例えばこんな人達です！
- 税務署：税金の金額を平等に計算するため
- 銀行：お金を貸してもらうため
- 投資家：出資してもらうため
もし簿記というルールがないと、自分だけ税金が高く計算されてしまうかもしれません・・・。
銀行や投資家も、良い会社と悪い会社の判断ができません・・・。
簿記という共通のルールで全ての会社が帳簿を作成することで、平等を保ちながら他の会社との比較もできるようになります！
簿記を勉強するメリット
「簿記」を勉強するとなにか良いことがあるの？
会社のお金の流れや帳簿を読み取れる力が身につきます！
銀行の担当者や税理士との会話に困らなくなる！
また、会社の帳簿を作る「経理」へのキャリアチェンジのきっかけにもなります！
帳簿の作成は、トヨタのような大企業にも商店街の八百屋さんにも同じように必要なので、常に需要があります。
「経理」はAIに代わられる仕事No.1という記事もありました。
しかしAIをコントロールし、判断を行う人は必ず必要です！
大手企業の「経理」では、年収1,000万円などの求人もあります。
「簿記」を勉強して「経理」に就くのもありだね！
帳簿の作り方
帳簿は、取引の内容・金額を記入していくことで、完成します。
例えば、こんな3つの取引があったとします。
- スマホ代の2千円を支払った。
- 1万円の売上金を受け取った。
- 借りていた5千円を返した。
これらをお金の帳簿に記入すると、↓のようになります！
お金の動きに注目すると
- では、スマホ代を支払うので、お金が2千円減ります。
- では、売上金を受け取ったので、お金が1万円増えます。
- では、借金を返すので、お金が5千円減ります。
最終的にお金が3千円増えたことが分かります。
このお金の動きを表した表こそが、「お金の帳簿」です！
まさに「会社の家計簿」だね！
このように帳簿に記入することで、取引を可視化するのです！
「お金の帳簿」を見れば、お金が何で増えた・減ったかが分かる！
今回の例はお金の帳簿ですが、「簿記」ではこんな帳簿も勉強します。
- 会社が1年間でいくら儲かったのか帳簿
- お金などの全資産がいくら会社にあるのか帳簿
- 会社の借金がいくらあるのか帳簿
これらを作成する必要があるため、色々なルールを学ぶ必要があるのです。
まとめ
「簿記」はやり方次第では独学でも合格できるにも関わらず、社会的にも評価の高い資格です。
人気の資格ランキングで常に上位だもんね
資格の中ではコスパがいいものだと思う！
世界を見渡すと、Google先生のアルファベット社も、iPhoneのアップル社も、簿記のルールに沿って帳簿を作っています。
もちろん英語だけどね。
国ごとに若干ルールは異なりますが、海外でも通用する資格です！
- 簿記は帳簿記入の略
- 帳簿とは会社の家計簿
- 簿記を勉強すると会社のお金の流れが読み取れるようになる
- 帳簿記入で取引を見える化する
- 簿記はコスパがいい
気になったら勉強を始めてみよう！
