あなたの時給はいくら?正社員でも時給を計算してみよう!

お疲れ様です。はたらくけーすけです!

正社員として働いていると自分の「時給」がいくらなのか知らない人も多いと思います。

ゆずぴ
ゆずぴ

正社員でも「時給」って計算した方がいいのかな。

年収は高くても、勤務時間が長ければ「時給」は下がります。

「時給」を計算することで、他の仕事と同じ条件で比較することができます。

ぜひ一度計算してみてください!

給料金額の確認

時給は給料金額を勤務時間で割り返すことで計算できます。

まずは給料金額を確認しましょう。

ゆずぴ
ゆずぴ

1ヶ月分の給料を12倍すればいいのかな。

間違ってはいないのですが、ざっくりの計算になってしまいます。

ボーナスなど特定の月に発生する収入もあり、源泉所得税も毎月多めに引かれているので、給料明細だけでは正確な計算ができません。

正確さを求めるなら「給料明細」「源泉徴収票」の両方を用意しましょう。

※源泉徴収票がない場合には「給料明細」の12倍で計算しちゃいましょう!

源泉徴収票ってなに?

「源泉徴収票」は会社が年に1度、年末調整が終わった12月から1月に皆さんへ配布されます。

合わせて読みたい↓

年末調整とは?しないとどうなるの?

源泉徴収票には、1年間の「給料額面」「所得税」「社会保険料」の金額が記載されています。

「時給」を計算したいのであれば給与の総額、いわゆる「額面」ではなく、そこから税金や社会保険料を差し引いた

手取り金額で考えましょう。

なぜなら「手取り額」は実際に手元に残る金額であり、あなたが自由に使えるお金です。

ゆずぴ
ゆずぴ

手取り額はどうやって計算できるのかな。

手取り金額=

給与総額-所得税額-社会保険料-住民税額

源泉徴収票の項目はこちら
  • 給与総額:支払金額
  • 所得税額:源泉徴収額
  • 社会保険料:社会保険料等の金額

源泉徴収票には「住民税」が記載されていないため、給料明細に記載されている1ヶ月分「住民税」の金額を12倍したものを差し引いて下さい。

勤務時間を確認

正社員の勤務時間をざっくり計算すると、

週5日×8時間×4週間×12ケ月=1,920時間

ここに残業時間があれば足してください。

※会社で勤怠システムを利用していれば、月間または年間の勤務時間を簡単に見れますので、確認してみてください。

この時間に追加で、通勤時間も拘束されている時間と考え、その時間も足してください。

時給を計算してみる

モデルケース
  • 給与の総額:400万円
  • 所得税:8万円
  • 社会保険料:60万円
  • 住民税:17万円
  • 残業時間:20時間/月
  • 通勤時間:2時間/日
1年間の手取り金額を計算する

給与の総額:400万円

-所得税:8万円

-社会保険料:60万円

住民税:17万円

=手取り金額:315万円

働いた時間を計算する

勤務時間:1,920時間(8時間✖︎週5日✖︎4週間✖︎12ヶ月)

+残業時間:240時間(20時間✖︎12ヶ月)

+通勤時間:480時間(2時間✖︎週5日✖︎4週間✖︎12ヶ月)

=合計時間:2,640時間

時給を計算してみよう

時給の計算は手取り金額÷働いた時間で計算できます

手取り金額:315万円

÷働いた時間:2640時間

=時給:1,193円 

年収400万円の場合、時給は1,193円となりました。

想像より高かったでしょうか?低かったでしょうか?

時給の考え方

例えば、1日家事をするのに4時間かかる場合、時給1,193円✖︎4時間=約4,800円分の仕事を仕事をしているのと同じと考えら得られます。

つまり、家事代行サービスが4,800円以下で受けられれば元が取れるという考え方ができます!

ゆずぴ
ゆずぴ

自分で家事をやるよりも、家事代行の方がお得になるんだね。

このように、現在自分でやっていることを「本当に自分でやるべきか?」という指標にすることができます。

ぜひ一度、自分の時給を計算してみてください。